ご挨拶

9か月前 田舎暮らし

2018年に岡山県美作市の山奥に移住してきました。もちろん田舎暮らしへの憧れもありますが、現代社会からほど遠い暮らしは、どれだけ大変で楽しい暮らしなのか?を実体験してやろうじゃないかというのが移住の目的となります。

これまでの経緯

ご挨拶が遅れましたが、mitsuha(ミツハ)の代表をしています山田 高寛です。

同じような目的意識をもって、私を含め3人で共同生活をしています。もちろんそれぞれの【田舎暮らし】を想像しているので全く同じとは言いませんが・・・ある程度クリエイティブに対して前向きなメンバーとなっております。メンバーそれぞれの紹介は今後勝手に書いてやろうと思っています。

移住して5年目になり、そろそろ地元に馴染んだのではないだろうか、と思えるタイミングになったのでこうしてホームページを立ち上げた次第です。個人の勝手な判断ではありますが、移住して間もなくウェーーイ!というのはちょっと違うと思いますし、移住前から「なじむ」というのは最大の難関と考えていました。「認められる」というのと少し違いまして、大まかに言えば地元を案内できる程度に人も場所も知ることができたのが5年という話です。この経緯も改めてどこかで話ができたらと思います。

やっと本題になりますが、mitsuha(ミツハ)は集大成ともいえるカタチです。名前の由来は面倒なので適当にいいます。本記事に使っている画像が我が家の猫ですが、この子は西日本豪雨の数日後に岡山県北区の御津(みつ)という場所の山奥で、mitsuhaメンバーの花田が見つけました。すぐ病院に連れていきましたが、生後1ヶ月180g、風邪で片目も塞がっているほど衰弱している状態でした。そしてこの子を迎え入れるわけですが、御津という場所で花田が見つけたために御津花(みつは)と命名しました。決して、新海誠さんの「君の名は」が大好きだからではありません。

私たちは常に「ご縁」というものを大切に過ごしてきました。この子との出会いが初めての縁とは言いませんが、決意表明といいますかタイムリミットといいますか・・・ミツハの生きる時代に私たちがカタチにできる事ををここに、という意味を込めて「mitsuha(ミツハ)」とした次第でございます。

ちゃんとご挨拶

mitasuha(ミツハ)の説明でこんな書くとは思いませんでしたが、このホームページではmitasuha(ミツハ)の作品を中心に、田舎暮らしのあれこれをご紹介していきます。作品はもちろんのこと、移住に対して興味をもっていただけるような活動をしてまいります。ブログのほとんどは山田が書いていますので、メンバーの心情が入る場合はその旨を記載しながら書いていこうと思います。

何はともあれ、田舎暮らしに興味をもち、自然素材の作品づくりを1から始める人に向けて発信をしていこうと思っていますので、答えではなく、一例として参考にしていただければ幸いです。各作品はそれぞれ意味を込めてワンオーダー制でつくっています。一切手は抜きません。世界で1つだけの作品しか創りません。大量生産はしません。インスタ(@mitsuha_kona_yuki)でも作品や出来事を展開していきますので、興味をもっていただけましたら幸いです。

ご縁を大切に、1人1人と向き合って作品をつくってまいります。

今後とも、何卒宜しくお願い致します。

ミツハはこんな子です

拾った当時の写真はこれ1枚でした。頭だけ大きく、体はもう骨が触れるほどに細く小さな体でした。今年で5歳になりますが、今では5kgもある立派な猫になりました。それでもゲリラ豪雨など大雨が降ると、ミャーミャーとずっと鳴いています。どうも雨の日の記憶が今でも鮮明に残っているようです。

見つけてすぐに撮ったミツハさん

少しばかり臆病で警戒心もつよい女の子ですが、非常にマイペースで活発というよりものほほんタイプに育ちました。今では当時の面影もなく、毛がふさふさのせいもあり大柄な見た目になりました(笑)近所の人にはかならず「オスか?」と2択を間違えられるほどです。庭を散歩させても敷地からは出ず、石段の上でずっと景色を見て過ごしている、そんな子です。

最近のミツハさん

田舎暮らしの現実【草刈り】

都会出身の人は、田舎暮らしを定着させるにはとても大変な労力と金銭がかかります。そのひとつが草刈りです。もちろん畑のない暮らしであれば必要がない場合もあると思いますが、野菜を育てるにしても、庭をもつにしても草刈りが付きまとうのが田舎暮らしです。

私のようなマンションしか知らない人間からすると、特に夏場は彼女を想う以上に草と向き合うでしょう。でも嫌じゃないですよ。自分が草刈りした後ろを振り向くと、すごくキレイになっています。その達成感は、やった人にしかわからない感動でしょう。また、炎天下でも青空の下で汗をかくことは、とても人間らしい健康的な自分を見つける事ができます。

ただ、コスパやタイパという言葉がある時代に「草刈り」というのは非常に時間と体力の無駄遣いです。草刈り機本体代をはじめガソリン代と時間、これは間違いなく無駄な出費です。でも必須なのです。草刈り機を持たずにして、田舎暮らしとかありえないです。8月は特に1ヶ月も経たないのに「こんにちは!」ってまた雑草が出現します。雨が多い年、少ない年、それだけでもスケジュールが結構変わるのも田舎暮らしなのかもしれません。

「あり」「なし」は、個人の性格に寄っちゃいますが、こっちの気持ちなんて微塵に汲まずに主張してくるのが「草刈り」であることを覚えておくといいかもしれません。

私は草刈りの時間を座禅を組む時間と同じレベルで「無の時間」と考えています。意外と考えすぎな人には良い時間だったり。でも将来的には、できる限り草が生えないようタイル張りにしたいなあ~と思っています。

田舎暮らしは草刈りが大変なのです

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